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バス釣りラインの種類と選び方

f:id:mrwriter:20161023152827j:plain:w800 バス釣りのラインの種類と選び方、使い分け、正しく理解していますか?釣具屋にいくとたくさんのバス釣りラインが並んでいますが、どのラインを買ったら良いのか迷っている方もきっと多いはず。ということで今回はバス釣りラインについてまとめてみます。

ラインなんてどれでも良い!?は大間違い

バス釣りビギナーによくあるのが、「安くて飛距離の出やすいライン」を安易に手に取ってしまうこと。特に野池アングラーはオカッパリからの遠投が必要、且つ、根掛かりやラインブレイクも多いので、バス釣りライン=消耗品=できるだけ安く抑えたい、という気持ちはわかります。

しかしライン特性とルアーやフィールドがマッチしてこそ、より高い釣果を得ることができるのです。基本的なラインの種類と選び方を見ていきましょう。

ナイロン

糸ヨレも少なくしなやかで扱いやすいラインです。反面、しなやかさがあるためにアタリや合わせの感度にやや劣ります。また、他のラインと比較して吸水性が高いので劣化しやすく、繰り返し使用することには不向きです。フロロなどと比べると根ズレや岩などの障害物による摩擦にも弱く、ラインブレイクのリスクは高い。比較的低価格なラインですが、これらの点は注意が必要ですね。

フロロ

ナイロンと比べるとラインの伸びが少なく、やや硬いイメージです。そのためリールの巻きぐせが付きやすいものの「強度」には優れます。河口湖などの溶岩帯の釣り場や、岩がゴロゴロしている流れの強い河川などでは、フロロがおすすめ。。巻きぐせの問題はあるものの、ナイロンよりは耐久性も高く、擦れに対する強度も高い。

PE

大きな特徴は「感度」。伸びがほぼ無いため、スレバスフィールドで繊細な合わせを必要とした場合はPEを選択しましょう。また、ナイロン、フロロと比べて浮力が強く、トップウォーターゲームにも適していますし、強度を保ったまま細いラインを作ることができるので、強度のわりに飛距離もでるラインです。一方、ノーシンカーワームで自然なフォールを演出したい場合には、PEの浮力がワームの動きを制限してしまいますので、使用は避けましょう。ネックは価格がやや高め、というところ。

浮力で比べる3種のライン

浮力が強い順にPE>ナイロン>フロロとなります。従って、トップウォーター向きはPE(浮力が強く、伸びもないためトゥイッチング等の操作もしやすい)、ボトム向きはフロロ(沈みやすく、強度が高い)ということになります。 f:id:mrwriter:20161023155901p:plain:w800 出典:bass-turi.com

バス釣り初心者はフロロかナイロン

f:id:mrwriter:20161023155437j:plain:w800 冒頭で触れたように、野池などのオカッパリアングラーには、ラインブレイク対策としてはフロロをお薦めします。野池には湖底に枯木や岩が沈んでいることも多く、ある程度の強度を考えると、フロロが良いでしょう。

ただし、価格の面ではナイロンに分がありますので、初心者はまずは扱い易いナイロンを使用してバス釣りに慣れたところで、フロロ、あるいはPEへとトライすることをお薦めします。

バス釣りライン入門編、いかがでしたか? ラインひとつ取っても特性がありますので、フィールドとルアーに併せて使い分け、バス釣りを楽しんでください。