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八郎潟

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秋田県随一のビッグバススポット

秋田県最大のバス釣りポイントといえば、なんといっても八郎潟。干拓などによって現在の形になる前は、琵琶湖に次ぐ日本で2番目に大きな湖沼面積を誇っていたビッグエリアです。春には50cmアップもキャッチできる八郎潟の魅力に迫ります。

画像出典:www5b.biglobe.ne.jp
東北でも最高クラスのバス釣りスポットです。広大な面積は攻略のしがいがあり、バス釣りファンならずとも多くの釣人がフィッシングを楽しんでいます。調整池を含め、点在するバス釣りポイントをランガンで周りながら東北バスを楽しみましょう。

今日もデッカいの頂きましたよ〜〜‼️最高だ〜〜‼️#八郎潟 #STC #フラチャット #ノリーズ

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それでは八郎潟の特徴とバス釣り攻略方法を見ていきます。

八郎潟の特徴

その1:ポイントが豊富

南部の調整池はもちろん、東西の承水路などポイントがとにかく豊富なのが八郎潟の特徴です。固定のストラクチャーも変化に富み、シーズンによって攻め方を変えながら楽しめる、深みのあるバス釣りスポットです。 f:id:mrwriter:20161120164521j:plain:w800

その2:スポーニング狙い

秋田県という立地もあり、気温水温ともに低下する年の後半はかなり食い渋ります。ただし、その分春のスポーニングは絶好のバス釣りチャンス!馬場目川河口や妹川河口などシャローエリアにはスポーニングバスがついていますので、50アップの良型をキャッチすることができます。

その3:車は必須

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とにかく広大なフィールドの八郎潟のバス釣り攻略には車は必須です。東部承水路と西部承水路、メインの調整池を1日で攻め切るのは至難の業。フィールドコンディションによってバスを探し回る必要があるので、機動性がとても大切です。車で出かけましょう。(車がない中高生などはかならず自転車で!)

その4:食糧は早めに調達

八郎潟の周辺にはコンビニが少ないです。1日釣り倒すバス釣りには腹ごしらえは欠かせません。都合よくコンビニが点在、、ということは期待できないので、食糧や飲み物は道中早めに調達しておきましょう。

では、続いて八郎潟の主要なバス釣りポイントをご紹介します。

八郎潟のバス釣りポイント

調整池エリア:

まずは八郎潟でも人気の高い調整池エリアをご紹介。

馬場目川河口

春が狙い目の馬場目川は、特に水温が上昇しやすい河口域においてビッグバスの実積が高いポイントです。岸際にはアシが群生しており、水中には広い範囲でゴロタ石が点在しています。このゴロタ石周りにスポーニングバスがベイトを追い込んできます。スピナーベイトやシャッド、ミノーなどが実積が高いです。また、早朝にはトップも非常に反応がよく、早春であればペンシル、ポッパー、バズベイトなどひと通り何でも当たるはずです。

ちなみに馬場目川上流はこんなイワナがキャッチできる!とても良質な水系です。

馬場目川ファーストフィッシュ(/▽\)♪ 小さいが輝いて見える! #馬場目川#渓流#歓喜#鱒

土屋 與太郎(つちや よたろう)さん(@yotaro_tuchiya)がシェアした投稿 -

妹川河口

妹川河口も八郎潟調整池の狙い目ポイント。カレントが効いた河口域にはゴロタ石や水深の変化があり、安定してバスが回ってきます。隣接する豊川までの護岸はすべて狙い目。水深1.5mほどでアシやゴロタがほどよく点在しており、護岸をランガンで攻めましょう。スピナーベイトなど強めの巻物でテンポよく攻略することをお薦めします。 f:id:mrwriter:20161024085744j:plain:w800

豊川河口

上記の妹川に隣接する豊川も調整池のおすすめバス釣りポイント。護岸からしばらくは水深2.5〜3.0mほどの地形になっており、ゆるやかながらもかけ上がりも形成しています。スピナーベイトやミノーのような早巻きのルアーを使って、岸と並行にリトリーブ、または護岸と垂直にロングキャストしてスローリトリーブがおすすめ。個人的にはここで八郎潟自己ベスト(52cm)を上げました。

天王東排水場

八郎潟調整池のなかでも変化に富んだエリアが排水場まわり。バス釣りにはうってつけの足場と、水深1〜3.5mまで起伏のある湖底が魅力です。水中にはゴロタ石やテトラも点在しており、春のスポーニングでも実積が高いポイントです。特にビッグバスを狙うのにおすすめで、バイブレーションやスピナーベイトの反応が良い。水深の深いところは遠投してヘビキャロやチャターでボトムノッキングしながら狙っても面白い。個人的にも八郎潟のなかで特におすすめのバス釣りポイント。

西部承水路エリア

続いて、八郎潟西部の承水路のバス釣りポイントをご紹介。広大な八郎潟のなかでも護岸の整備が進んでおり、オカッパリからのバス釣りが楽しめる。ハイシーズンは5月初旬から10月ごろで、護岸の豊富なストラクチャーやカバーを、スピナーベイトでテンポよく攻めていこう。早朝はトップウォーターの実積も非常に豊富。トップゲームを楽しみたいアングラーは、八郎潟の朝は西部承水路からは釣り始めることをおすすめします。

西部承水路北端

足場が非常によりバス釣りポイントで、春のスポーニングから夏にかけて特におすすめのエリア。水の動きがあり、良質なバスがつねに回遊してくる。岸際をスピナーベイトやクランク、ラバージグで攻略したい。ところどころこまかなワンドを形成しており、水深も1〜3mと変化に富んでいる。人気のバス釣りポイントなので、ハイシーズンはアングラーで混み合っていることを覚悟したい。

祝田橋周辺

f:id:mrwriter:20170415134919j:plain:w800 祝田橋周辺は小幅な川の両岸にアシが豊富に群生しており、春から夏にかけてバスがストックされているポイントです。特に気温の高い日は必ず1本は約束してくれる頼もしいポイント。水深は約1.5〜2.0mほどで、ラバージグやテキサスリグなどでカバーを打ち込んでいくスタイルのバス釣りをおすすめしたい。足場は少々悪いが、長袖長ズボンの装備で護岸まで歩みをすすめてキャスティングしたい。祝田橋の上からだとロングキャストが必要な上、バスの取り込みには苦労します。
画像出典:http://blog.goo.ne.jp

野石橋周辺

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祝田橋と並んでおすすめの橋が、野石橋エリア。良型のバスがキャッチされており、近年知名度が高まっているせいかハイシーズンにはバス釣りファンが多く集まっており、ややタフなコンディションになることも。祝田橋とは異なり、野石橋エリアはワンド形状を形成しています。そのため岸際だけではなく、ロングキャストした沖でも良型がヒットすることも。回遊バスをうまく狙ってビッグワンを上げていただきたい。

琴浜ドライブイン周辺

バス釣りにはうってつけの良い足場が確保できるのが、琴浜ドライブイン周辺です。アシが豊富に群生しており、アシ周辺をスピナーベイトで引き倒すスタイルがおすすめ。水深は2mほどと、さほど深くはないのでシャロークランクやノーシンカーのストレートワームでミドルからファストリトリーブで流してみても面白い。

五明光橋周辺

西部承水路のなかでも有名なバス釣りポイント。アシあり、水門あり、水深の変化あり(深いところは9mほど)と、いろんなタイプの攻略法を楽しむことができます。アシのなかからバスを引っ張り出すスタイルの釣り方もポイントとなるので、それなりの装備を整えて攻略したい。ラインは最低でも16ポンド以上をおすすめします。アシ際は、テキサスリグやスモラバ+エビ系ワームで深く深く打ち込むようにしましょう。根掛かりリスクはあるものの、それに見合ったビッグワンと出会うことができるでしょう。

東部承水路エリア

人によっては八郎潟=東部承水路、というアングラーもいるほどの好バス釣りポイントが集まっている。西部承水路とともに南北30kmほどの広大な長さを誇る、一級のバス釣りエリア。サイズも期待できる上、4〜6月の季節は特にビッグサイズのバスが多数上がっている。八郎潟で50アップを狙うなら外せないエリア。

東部承水路北端

西部承水路でも紹介した北端。東部でも同様に北端がメジャーフィールドです。早春のスポーニングバスのなかでも、特にこの北端エリアはバスが回ってくるのが早く、50アップの大型もキャッチできる。足場の良い堤防からアシ際、湖底のゴロタを中心に攻略する。水深は約3.5mと比較的深いので、クランク、バイブレーション、スピナーベイトなどの強めの巻物で広い範囲をサーチした後、ヘビキャロやテキサス、スモラバでボトムをスローに攻めていきたい。個人的な自己ベストは51cm。

大潟橋周辺

こちらも春のスポーニングバスがおすすめ。大潟橋のそばには堤防がしっかりと整備されており、護岸のゴロタ石まわりのボトムを丁寧に探るか、スピナーベイトやバイブレーションを沖にロングキャストしてスローリトリーブで攻めると、バスの反応が良い。大潟橋周辺はヘラ師も多く、お互いマナーを守って釣りを楽しみたい。

大潟橋東岸の漁港

個人的にも大好きなポイントの一つ。ポンプあり、船あり、水中の杭ありと変化にとんだエリアで、春から秋までバス釣りが楽しめるのも魅力的。見た目にもストラクチャーが豊富なので、バス釣りファンも多く集まってくるエリア。おのずとプレッシャーは高まるが、それでも八郎潟のバス釣りでは必ず立ち寄りたいポイント。

八郎潟のバス釣りポイントを紹介してきましたが、いかがでしょうか?調整池、東西の承水路と広大なエリアだけあってポイントも非常に豊富です。自分の好みのポイントを2〜3個は固定し、+αで新規開拓する。そんなスタイルで八郎潟バス釣りを楽しんでいただきたいと思います。

八郎潟へのアクセス

東北アングラーは各所からのアクセス方法があると思いますので、ここでは割愛。東京からのアクセスをご紹介します。ただし、東京からのアクセスは、正直言ってかなりしんどいです。車で東北自動車道をすっ飛ばしても、8時間ほどかかります。秋田新幹線を使っても全体で5時間ほどは必要。

車でアクセス

東京方面から
首都高川口JCTから東北自動車道、秋田自動車道へと進み、五城目八郎潟ICを降りて八郎潟へ。ノンストップで走っても全体で約7時間30分。

電車でアクセス

東京方面から
東京~秋田(秋田新幹線こまち号)約3時間50分。秋田からは奥羽本線に乗り換えて約40分ほど。

八郎潟のバス釣り釣果口コミ

グッドサイズ!良いバスです。

こんなにビッグなライギョも釣れます!

真冬は氷が張りますのでバス釣りNG!orz…

東北随一のバス釣りスポットである八郎潟をご紹介してきましたが、いかがでしたか?関東や関西のアングラーにとってはなかなか足を運びにくいのが難点ですが、一度実釣すれば、きっとその奥深い魅力を感じていただけるはずです。春からはじまるスポーニングバスを中心に、八郎潟のバス釣りをぜひ楽しんでくださいね。